2018年 2月 の投稿一覧

コンピュータがわかる数字

コンピュータは2進数

コンピュータは0と1だけでたくさんのことが表せます。最初に2進数の表し方を5枚のカードを使いながら考えてみましょう。ワーク教材はパワーポイントの最後のページです。自分でカードを動かしながら、2進数を考える道具として使ってみることができます。

 

Vol1. スクラッチって?

スクラッチは世界中で広く使われているビジュアルプログラミング環境です。命令などを表すブロックをつないでプログラムを作ることができます。

矢印で命令してみよう

動きの動作を矢印を使って、完成させてみる。

英語学習のなかに取り込み、出来上がった命令を英語で言いながら動かしてみると効果的かもしれません。

出来上がった矢印を英語を使って指示してみましょう!



*こちらの教材は「アワーオブコードのハッピーマップ」を参考に作成してます

 

文科省の提言:2020年からのプログラミング教育

下記URL文部科学省のホームページから、抜粋しています。 (http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shotou/122/attach/1372525.htm)

◆学校教育におけるプログラミング教育の在り方とは

現状:現在私たちの生活のなかで使われているほとんどのものに内臓されたコンピュータとプログラミングの恩恵を受けている。また、AI(artificial intelligence)といった人口知能の急速な進化等に伴いますます人間とコンピュータが身近なものになってきている。

理解:子どもたちが便利さの裏側でどのような仕組みが機能しているのかについて思いを巡らせ、便利な機械が「魔法の箱」ではなく、プログラミングを通じて人間の意図した処理を行わせることができるものであり、人間の叡智が生み出したものであることを理解できるようにすること。

求められる能力:子供たちが将来どのような職業に就くとしても普遍的に求められる資質・能力を育んでいくことが求められる。社会でコンピュータが果たす役割を理解しながら、「プログラミング的思考」を発揮し、その時代の情報技術を効果的に活用して問題を発見・解決していくことの重要性は変わらないものと考えられる。子供たちには、コンピュータに意図した処理を行うよう指示することができるということを体験させながら、時代を超えて必要となる資質・能力を、発達の段階に即して身に付けていくことが求められる。

◆学校教育として実施するプログラミング教育は何を目指すのか

プログラミング教育とは、子供たちに、コンピュータに意図した処理を行うよう指示することができるということを体験させながら、発達の段階に即して、次のような資質・能力を育成するものであると考えられる。

【知識・技能】身近な生活でコンピュータが活用されていることや、問題の解決には必要な手順があることに気付くこと。(小学校)

【思考力・判断力・表現力等】発達の段階に即して、「プログラミング的思考」(自分が意図する一連の活動を実現するために、どのような動きの組合せが必要であり、一つ一つの動きに対応した記号を、どのように組み合わせたらいいのか、記号の組合せをどのように改善していけば、より意図した活動に近づくのか、といったことを論理的に考えていく力)を育成すること。

◆小学校教育におけるプログラミング教育の在り方

  1. 新しい時代における社会や職業の在り方を見据えつつ、子供たちが、将来どのような職業に就くとしても生かすことができるような資質・能力を育む、ということを目的として行われなければならない。
  2. 小学校教育では、各教科等の学びにおいても、身近な生活との関わりや体験的な学習を重視してきており、このような子供の成長や発達に寄り添う視点が極めて重要である。
  3. 小学校におけるプログラミング教育が目指すのは、前述のように、子供たちが、コンピュータに意図した処理を行うよう指示することができるということを体験しながら、身近な生活でコンピュータが活用されていることや、問題の解決には必要な手順があることに気付くこと、各教科等で育まれる思考力を基盤としながら基礎的な「プログラミング的思考」を身に付けること、コンピュータの働きを自分の生活に生かそうとする態度を身に付けることである。
  4. 小学校におけるプログラミング教育が目指す、身近な生活の中での気付きを促したり、各教科等で身に付いた思考力を「プログラミング的思考」につなげたり、コンピュータの働きが身近な様々な場面で役立っていることを実感しながら自分の生活に生かそうとしたりするためには、学級担任制のメリットを生かしながら、教育課程全体を見渡した中で、プログラミング教育を行う単元を各学校が適切に位置付け、実施していくことが効果的であると考えられる
  5. 「主体的・対話的で深い学び」の実現に資するプログラミング教育とすることが重要であり、一人で黙々とコンピュータに向かっているだけで授業が終わったり、子供自身の生活や体験と切り離された抽象的な内容に終始したりすることがないよう、留意が必要である。楽しく学んでコンピュータに触れることが好きになることが重要であるが、一方で、楽しいだけで終わっては学校教育としての学習成果に結びついたとは言えず、子供たちの感性や学習意欲に働きかけるためにも不十分である。学習を通じて、子供たちが何に気付き、何を理解し、何を身に付けるようにするのかといった、指導上のねらいを明確にする必要がある。