もうすぐ進級・進学の季節です。この頃になると子どもに携帯電話やスマートフォンを持たせるかどうか悩む保護者の方も多いと思います。

・ニュースなどで、LINEやTwitterなどのSNSが未成年者の事件に絡んでいる事を目にすると不安
・そうは言ってもこの時代、ネットを使わない生活は考えられなくなっている
・持たせないと子どもが仲間外れになるかも?と心配

さまざまな葛藤が有る事は、昨年度に実施した「鎌ケ谷小中学校情報モラルアンケート」のご意見からもよく分ります。
○「鎌ケ谷小中学校情報モラルアンケート」の集計結果
http://it-arinomi.com/s-results
そして、心配されているご意見の中には「学校や行政でルールを決めて欲しい」と言うものが多数有りました。
基本は”家庭”だと私は思っていますが、もはや”家庭だけ”では子ども達の世界に対応出来ない事も事実です。

この様な時代の流れから、昨年11月に東京都教育委員会は「SNS東京ルール」を策定しました。
「SNS東京ルール」
1.一日の利用時間と終了時刻を決めて使おう。
2.自宅でスマホを使わない日をつくろう。
3.必ずフィルタリングを付けて利用しよう。
4.自分や他者の個人情報を載せないようにしよう。
5.送信前には、相手の気持ちを考えて読み返そう。

この5項目を柱に、今後はスケジュールに基づき、学校ルール、家庭ルールを作っていく方針です。
詳しくはこちらをご覧ください。
○東京都教育委員会 >「SNS東京ルール」の策定について
http://www.kyoiku.metro.tokyo.jp/press/2015/pr151126d.html

千葉県ではまだこのような全体的な取り組みはなされていませんが、我が家の「家庭のルール」をつくる事は大切です。
そして、決めたルールを守らせる事、友だちの家庭のルールにも気をくばる事、を教えたいものです。
「良く判らないから子どもまかせ」ではすまされない問題です。私たち大人が関心を持ち、子どもとしっかり向き合わなくてはいけないでしょう。

では、いざ子どもを前にして何を話せば良いのか、困った時に参考になるサイトを1つご紹介します。
数年前にネットで目にしたので、ご存知の方もいらっしゃると思いますが、アメリカで13歳の息子へのクリスマスプレゼントにiPhoneを送った際、母親が18か条の誓約書にサインを求めたそうです。
その内容を日本の実情に合わせて18の約束としてアレンジし、原文と併せて掲載しているサイトです。
○スマホ18の約束の日本版~子供用キッズスマホを与えたときに~
http://xn--08j4bydvk4fra8814d6dm.jp/18yakusoku-541

誓約書にサイン!?、と日本人の感覚ではちょっと驚きますね。その内容についても、あまりに頭ごなしの押し付けでは?との意見もあった様です。
しかし私は、この毅然とした母親の態度はスゴイなぁ!と思いました。
そして「このスマホの所有権はママにある」から始まる18か条は「悪口はダメ」とか「直接コミニケーションすることが大事」など、携帯・スマートフォンだけではなく、普段の生活にも通じる内容が書かれていると思いました。
(ただ、日本版で「なぜウィキペディア??」って思いましたが(笑))
我が子にどう話せば良いか戸惑っている方は、この内容を子どもと確認することで話し合うきっかけになれば良いな、と思います。
また、上記サイトは和訳されているサイトの1つです。サイトによっていろいろな和訳が有りますので、興味のある方は検索してみてくださいね。
その他にも、子どもの携帯電話・スマートフォンについて気をつける事が書かれているサイトは沢山あります。
大人もついうっかり犯しそうな内容も有りそうです。お子さんと一緒にチェックするのも良いでしょう。

携帯電話・スマートフォンは、使い方次第で善にも悪にもなる道具です。
『持たせるなら、しっかりルールを話し合う』
『持たせないなら、何故不要なのか理解させる』
いずれにしても、親が凜とした姿勢で子どもに接することが大切な気がします。

今回の担当は村上でした。次回もお楽しみに♪